浮気をしていなければ0円なんて本当? 探偵ブログ

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探偵社のネット広告で「浮気の証拠が取れなかったら0円」「調査結果が出なければ調査費用が0円」といった表記の広告が流行っているようです。
激安や無料といった広告には必ず裏があるものです。

謎だらけの広告が蔓延する探偵業界

浮気調査の0円広告

探偵業界に身をおくようになって、早20年以上の年月が経ちます。
これまでに様々な探偵業界の闇や謎を目にしてきました。
そして、今、業界で流行している浮気調査での0円広告。

冷静に考えればわかりそうなものなのですが・・・

小さく表記された「適用条件があります」

真実と嘘

近年、浮気調査などを依頼する為に探偵社や興信所をネット探そうとすると

  • 浮気の証拠が取れなかったら0円
  • 調査結果が出なければ調査費用が0円

などといった内容の広告がズラリと並ぶようになりました。

探偵業界をご存じでない一般の方であっても、「それはおかしい」「どうして0円なの?」と不審に感じられると思います。

該当する広告をよくよく拝見するとある傾向がみられます。

1つは、ネット広告の表題だけで0円のことについて全く触れられていない内容のもの。
もう1つは、「0円になるには適用条件があります」といった微妙に0円について触れた内容のもの。

結論から書くと、広告の時点で適用条件を謳っているか?集客して相談の時点で適用条件を説明するか?の違いだけで中身は同じす。

その条件とは

GPS発信器を付けて泳がせるだけで調査結果が出るか?

これだけです。

具体的には、状況から不倫が行われているのが確実であることは必須項目です。
その上で、自家用車で確実に移動する(浮気相手と会う)ことが条件となります。

依頼人の希望とは異なる浮気の証拠

皆さんが一般的に想像される「浮気の証拠」は、裁判で争いになっても勝てるだけの不貞行為の証拠ではないでしょうか?
配偶者の不貞を原因とした離婚や慰謝料請求を希望される場合、それが当然であり、まともな探偵社であれば「裁判になったとしても確実に勝てるだけの証拠を揃えましょう。」と提案するのが普通です。

それを踏まえ、浮気調査の0円広告を振り返ってみてください。

浮気の証拠だとか、調査結果などと表記されてはいますが、裁判になっても勝てるだけの不貞行為の証拠を確保するなどといった言葉はどこにも書かれていないのではないでしょうか?
そもそも、不貞行為や不法行為といった表記すらされていないものが大半です。

浮気の境界線は個人差があり、異性と仲良く食事をしただけでも浮気と感じられる方もいれば、デート以上がアウトとされる方もいるでしょう。

また、実際に肉体関係を伴う不貞行為が行われているケースでも、その現場がラブホテルというのならまだ証拠能力は高いでしょうが、ビジネスホテルや不倫相手のマンションやアパートで行われているケースでは建物への出入りを撮影しただけで不貞行為を証明するだけの証拠となるかはわかりません。

しかしながら、その写真だけでも「浮気の証拠」というなら、浮気の証拠であることに間違いはないのではないでしょうか。

そこに言葉(表記方法)のマジックがあるのです

高額な調査料金設定

一見お得に感じられる浮気調査の0円広告ですが、実際はどうなのかをご説明しましょう。

わかりやすい設定として、1日12時間程度の浮気調査を10万円で行うAという探偵社があったとします。
A探偵社から、依頼人から週末に浮気相手と会っていることが濃厚なご主人の浮気調査を週末の3日間(金曜の夜から日曜日)行いましょうとの提案をなされました。

浮気調査を2週分行うとしたら60万円の調査費用になる計算です。
但し、不倫相手と会わなかったとしても60万円は必要です。

調査が空振りに終わったら丸損ではないかと考えたお客さんが、浮気調査で証拠が取れなかったら0円広告を目にしたら、「これはお得だ!」「損をすることはない」と感じ、浮気調査が0円広告を出すB探偵社の提案を聞いてみたいと思うのは自然だと思います。

B探偵社の営業担当は、夫が毎週末浮気をしており、確実に自家用車で出掛けるという話を聞いて、得意げに浮気調査が0円のアピールをします。

最終的なB探偵社の見積りは浮気の証拠をとるという成功条件で250万円。

かなり高額ではあるが、証拠0で支払いだけという丸損はなさそうと上手く誘導され、そのように思い込んでしまう。

これが浮気調査0円広告のカラクリです

内容の薄い浮気調査内容

2か月後、B探偵社から浮気の証拠がとれたと連絡があった依頼には、「良かった」と胸をなでおろし調査結果の報告を聞きに行くことに。

費用は既に支払いました。

そこで受け取った調査報告書に記されていたのは・・・
 ※浮気現場ケース毎にご紹介

  1. ラブホテルから出てきた夫と浮気相手女性が夫の車に乗り込む様子
    その後、女性を待ち合わせ場所まで送り届け、女性が運転する車の車種とナンバーが判明
  2. ラブホテルから夫の車がでてくる様子(誰が乗っているかは不明)
    女性を降ろしたところで助手席に乗っていた女性が判明
  3. 暗闇の中、海沿いの堤防で密会している夫と女性の様子
    カーセックスが行われたかは不明だが会ってはいる
  4. 不倫相手女性が住んでいるであろうマンションから出てくる夫の様子
    その後、撮影された女性の姿
  5. アパートの一室から出てくる夫の様子
    その後、同室から出てくる女性の姿

これらは全て浮気の証拠撮影が成功されたとする調査報告の内容です。

同時に、浮気相手との接触が確認されるのは、どれもたった1回分だけ・・・。
探偵社の調査員が実際に出動したのも、調査報告書を見ると1日か2日だけのようです。
いくらかまともなものもあれば、卒業したての探偵学校の生徒さんでも撮影できる程度の代物も多く含まれています。

依頼後の夫の行動からすれば、ほぼ毎週末浮気相手の女性と会っていたはず。
であれば、A探偵社に依頼していれば2週分の60万円でもっと濃厚な数多い不貞行為の証拠が得られていた可能性が高いように思える。

ご理解いただきたいのは、何も全てがこのケースにあてはまるとは言いません。

私が知らないだけで、調査直前に別れていたなどの事情があり、中には本当に浮気の事実が確認されず、0円であったケースもあるかもしれません。

それでも探偵社の損害は、車両にGPSを設置し泳がせていただけので、被害額はほぼ無いというのが実情です。

探偵社にとってメリットばかりの調査プランではないでしょうか?

結局は泣き寝入りか、調査のやり直しをすることに

弊社が運営する探偵学校の卒業生は8000人を超え、全国各地の探偵社で勤務し、また独立開業していることから様々な情報が集まります。
ですので、浮気調査の0円広告をすれば、一定の需要があることはわかっています。

調査後に、お客様から何と思われようと、「浮気の証拠」といういかにも曖昧な定義と、お客様が納得されて契約されている以上、争いになったところで探偵社が負ける可能性は低く、返金することはまず無いのが現実です。

利益だけを考えれば、その流れに乗った方が賢いという考えもあるでしょう。
しかし、弊社はそのような内容の広告をするつもりは一切なく、これからも出す予定も全くありません。

格好をつける気持ちは毛頭ありませんが、その理由は探偵学校を運営し、多くの探偵志願者の皆さんに「正統派の探偵はどうあるべきか」を教えているからになります。
また、地元となる地方都市で探偵社を運営していて、今後の弁護士先生の方々との関係を考えると、その闇に手を出すことはできないのです。

弊社でも、相談内容によっては期間を定めず浮気調査を行う提案をすることは少なからずあります。
但し、その成功報酬の条件としては「裁判で勝てるだけの不貞行為(不法行為)の証拠を揃える」事です。

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筆者紹介

所長の矢橋克純

探偵

探偵社ガルエージェンシー伊勢湾・三重・名古屋駅西代表
ガル探偵学校名古屋校校長
ガルエージェンシー代理店統括事業部

出演テレビ番組多数
ラジオ番組コメンテイター、各種雑誌にて連載を執筆中

地域に根を張った探偵・興信業務を行い、東海・近畿地区には独自のネットワークを持っていますので三重県内での調査には絶対の自信があります。

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