匿名での調査依頼は可能ですか?とのご質問を時々いただきますが

答えは「NG」

ご相談段階までは匿名でかまいませんが

ご契約時には
探偵興信業務は探偵業法によって定められた契約書を使用し

そこには実名での記載が義務付けられている為

匿名での調査依頼は不可となっております

また、匿名での調査依頼の目的の中には

合法ではない、又は法的に問題のあるものが含まれている可能性があり

探偵業法第七条では書面の交付を受ける義務として

「探偵業者は、依頼者と探偵業務を行う契約を締結しようとするときは、当該依頼者から、当該探偵業務に係る調査の結果を犯罪行為、違法な差別的取扱いその他の違法な行為のために用いない旨を示す書面の交付を受けなければならない。」

と明記されており

さらには、第九条では探偵業務の実施に関する規制として

「探偵業者は、当該探偵業務に係る調査の結果が犯罪行為、違法な差別的取扱いその他の違法な行為のために用いられることを知ったときは、当該探偵業務を行ってはならない。」

と定められていることから

依頼人が探偵社に当該調査の目的は違法・不法ではないとの誓約をした上で

調査開始後であったとしても、当該調査目的が正当なものではないと判明した時は

ただちに調査を中止しなければならないことから

調査目的が正当であるか、ダブルでチェックするようになっています

匿名探偵というドラマがありましたが

依頼人とは逆に、探偵社側が匿名で探偵社の運営ができるかというと

探偵業法の届出には

本籍が記載された住民票や身分証明書の他

様々な提出書類があり

発行された届出証は事業所の【見え易い場所に掲示】しなければならないことから

匿名での運営は実質不可能となっています

社会通念上、普通に考えたとしても

匿名での調査依頼や匿名での探偵社運営が

健全であるかはすぐにわかる話で

そういった怪しい行為がまかり通るような法律はありえないことです