離婚届の不受理申請書-ガル離婚相談室

離婚届に記載する人物

無断で離婚届を出されるのを100%防ぐ行政手続き

離婚届

夫(妻)が自分に無断で勝手に離婚届を提出していまう可能性が少しでもある時は離婚届の不受理申請書を役所に出しておくことを、覚えておくと良いでしょう。

予期せぬ離婚を100%防ぐことができます。

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離婚届の不受理申請書とは

離婚届の不受理申請
  • 離婚するつもりだったが気が変わった
  • 財産分与/養育費などの条件が決まっていない
  • つい離婚届に署名/捺印をしてしまった
  • 配偶者が勝手に離婚届を出す可能性がある

など、相手側に離婚届を出せれては困る時に、離婚届出の効力を無くす為の申請書になります。

離婚届の不受理申請書

不受理届は最寄りの市役所や区役所などにあります。

離婚届不受理申出書の提出は、原則として本籍のおいてある市区町村の役所となっていますが、本籍地以外の市区町村に提出することも可能です。
どこの役所に提出しても本籍のある市区町村役場に移送されるからです。

偽造された離婚届を出された場合

2019年1月24日に報じられた以下の事件記事をご覧ください。
不受理届の申請さえしていれば、民事訴訟で無用な時間や費用を使わずに済んだというケースです。

三重県警伊賀署は24日、夫に無断で離婚届を出したとして、同県名張市平尾、無職●●容疑者(55)を有印私文書偽造・同行使、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕したと発表した。

●●容疑者は「離婚届を提出したのは私ですが、偽造はしていません」と容疑を否認しているという。

伊賀署によると、●●容疑者は離婚届に夫(46)を装って署名、押印し、2016年6月9日、伊賀市役所に提出した疑い。
当時は別居状態だったという。
市役所は窓口への届け出が2人そろってでなかった場合、もう一方に通知を出しており、この通知で夫が離婚届提出に気づいたという。

その後民事訴訟で離婚の無効が確定したが、夫が処罰を求めて告発していた。

不受理申請の書き方

最寄りの市区町村役場にある不受理届に記載するか、下記不受理申請書をプリントアウトしていただき、離婚届出欄にチェックを入れ必要事項を記載するだけです。

本人確認のための書類(運転免許書やパスポートなど)が必要となります。

芸能人やアイドルなどが出しているのは婚姻届の不受理申請

離婚届の不受理申請ではありませんが、芸能人やアイドル、モデルといった職業の方々の中には、婚姻届けの不受理申請をされている方が多くいます。

実際、過去には本人が知らない間にファンなどから偽造された婚姻届けを出されていた(芸能人が勝手に婚姻届出を出された)とう事件が複数起きています。
裁判によって婚姻届を無効にすることは可能ですが、時間も費用もかかる為、今は所属事務所が最初から不受理届を出しておくようアドバイスをしているのが一般的なようです。

他には養子縁組に関する偽造トラブルも複数報道されています。
自分だけは大丈夫ということは決してないのです。

本人確認が甘い公的書類

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