探偵の提案する防犯対策
自宅セキュリティ
ページ更新日:
ニュースでは連日強盗被害などの凶悪犯罪が報じられています。
ここでは、強盗だけでなく空き巣被害を含めた自宅でできる訪販対策をご紹介したいと思います。
犯罪者に防犯意識の高い実験だと思わせる
犯罪者のほぼ全ては「捕まりたくない」「逮捕されるのは絶対に嫌」だと考えています。
そこで、防犯対策の最初の一手として大切なのは捕まるリスクのある家であると警戒させることであること即ち、防犯意識が高い物件だと思わせることになります。
最も良いのは警察署のすぐ隣に住まれることになるでしょうが、そういうわけにはいきませんので、今お住いの自宅という内容でご紹介したいと思います。
外観での防犯対策
自宅敷地内の外から見える範囲(外観)での防犯対策としては、防犯カメラの設置と防犯カメラの存在を知らせることです。
警備会社と契約するというのも1つの方法でしょうが、駆けつけるまでにかかる時間などの問題や毎月の経費などもかかりますので、状況に応じて判断される必要があります。
取り付けられる防犯カメラは目立つように大きめのものにし、可能であれば四方をカバーできるよう4台は設置されることをお勧めします。
一般の方は大きい防犯カメラは高額だと考えるかもしれませんが、実際はそうではありません。
カメラは小型化するのが最もコストがかかる部分である為、安くて高性能のカメラはいくらでもありますので費用的負担も少なくて済み、故障も比較的に少ないです。
防犯カメラの設置と並行して、防犯カメラの存在を知らせるステッカーを外から見える位置(玄関など)に貼っておくと良いでしょう。
この2点だけでも防犯に大きな意味があります。
敷地内での対策
夜間の侵入者に対してはセンサーライトなど、視覚にうったえる防犯対策が有効です。
同時に、短音でも構わないので聴覚にうったえる対策をされると尚良いでしょう。
上を歩くと音が鳴る砂利が紹介されていますが、不便な部分もあると耳にしていますので、防犯カメラと同じように四方にセンサーライトを設置さることも選択肢に入れてください。
ソーラーパネルがついたタイプのセンサーライトの場合、配線や電気代が不要です。
玄関錠をピッキングされない鍵にされているご家庭は多いでしょうが、空き巣や強盗の多くは玄関から入るようなことはしません。(※近年は皆無と言っても良いでしょう)
ほぼ全てが合鍵の入手か窓ガラスを割って侵入しているのが実情です。
無施錠というのは論外として、侵入される可能性のあるガラスに防犯フィルを貼るか、防犯ガラスにされることをお勧めします。
アパートやマンションのでは一家の部屋は防犯ガラスにされている物件は多くあります。
マンションタイプの防犯対策
マンションタイプの防犯対策は、室外の共有部分はマンション所有者や管理組合で取り組んでもらうほかありませんが、訪問者にはインターフォンで顔を確認されてから対応するようにしましょう。
ベランダ部分からの侵入には防犯フィルムなどで対応可能です。
うちに金目のものは無いは犯罪者に通用しない
防犯セミナーやリスクマネジメントなどの講義で、よく「うちは金目のものはないので大丈夫。」「盗られるものがないから空き巣も入らない。」といった話しを冗談交じりでされる方がいますが、空き巣や強盗は金目のものがあると信じて侵入してくるのです。
ガラスを割って侵入し、部屋中を荒らしまわった結果、金目のものが無かったことがわかるだけです。
大切なのは犯罪者に「この家は危険そうだからやめておこう。」と思わせることです。
最も危険な強盗であれ、防犯カメラで録画されている上、宅配便やウーバーイーツになりすましてもインターホンで対応されない、ガラスを割って侵入しようとしても割れないとなると、侵入手段は帰宅時についていって玄関で襲うなどと極めて逮捕される危険性の高い手段に限定されます。
空き巣については、住居侵入罪(刑法第130条)と窃盗罪(刑法第235条)が成立し、法定刑は住居侵入罪が3年以下の懲役又は10万円以下の罰金、窃盗罪は10年以下の懲役又は50万円以下の罰金です。
強盗罪に至っては、5年以上の有期懲役。
相手に怪我を負わせた強盗致傷罪の場合、無期または6年以上の懲役となります。
普通に考えたらとても割に合わない犯罪で、捕まるリスクはどれだけマヌケな強盗でも考えることだと思います。
何も起きないのが一番の防犯であることは間違いがないことです。
高齢者住居は玄関内に防犯カメラ
ご高齢の方がお住いの物件でのセキュリティ対策としては、玄関前に防犯カメラを設置するだけでなく、玄関内部にも防犯カメラを設置されて置くことをお勧めします。
玄関前の防犯カメラは空き巣や強盗などの対策として、玄関内部の防犯カメラはライフウや大雨後に出没する悪質リフォームの営業をはじめ悪徳な訪問営業対策として活用できます。
防犯という意味において監視カメラは非常に有効ですが、証拠が残る場所に設置するということがとても重要なポイントです。
- 三重県での調査はお任せください
- 調査やご相談を担当するスタッフは探偵学校の講師資格を取得する民事調査のエキスパートのみです。三重県の皆様に高度な調査をご提供することをお約束します。
当サイトの内容、テキスト、画像などの無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、まとめサイトなどへの引用を厳禁いたします。
Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.
本コラムの運営方針についてはサイトポリシーのページでご確認いただけます。
三重県の探偵ニュース 筆者紹介
探偵 矢橋克純
探偵社ガルエージェンシー伊勢湾・三重・名古屋駅西代表
ガル探偵学校名古屋校校長
ガルエージェンシー代理店統括事業部
出演テレビ番組多数
ラジオ番組コメンテイター、各種雑誌にて連載を執筆中
地域に根を張った探偵・興信業務を行い、東海・近畿地区には独自のネットワークが確立されており、特に三重県内での調査には絶対の自信があります。
探偵調査に関する無料面談予約はこちらから
探偵社概要
社名 | 総合探偵社ガルエージェンシー伊勢湾 |
---|---|
住所 | 四日市相談室 〒510-0824 三重県四日市市城東町17-33 |
電話番号 | 059-353-6665 |
探偵業届出番号 | 三重県公安委員会 第55070401号 |
代表者 | 矢橋 克純 |
主要調査担当地区 | 四日市市 / 桑名市 / いなべ市 / 亀山市 / 鈴鹿市 / 名張市 / 伊賀市 / 中南勢地区(津市、松阪市、伊勢市、鳥羽市、志摩市) / 東紀州地区(尾鷲市、熊野市) / 他三重県全域(全国対応) |
津相談室 | 探偵社ガルエージェンシー三重 |
名古屋相談室 | 探偵社ガルエージェンシー名古屋駅西 |