女子アスリートの盗撮被害
盗撮犯罪

ページ更新日：2023/6/4

女子ビーチバレーや体操、陸上競技選手などの女性アスリートを性的対象とした盗撮被害が問題となっています。
盗撮のプロフェッショナルともいえる探偵が考える卑劣な盗撮を防ぐための方法とは？

盗撮に対する犯罪認識の甘さ

東京オリンピックを機に、女性アスリートに対する盗撮犯罪の問題が広まっています。
盗撮が犯罪であることは共通認識としてあるにも関わらず、その対策の甘さは否定できません。

そもそも論として、女性アスリートに対する盗撮は一部の異常性癖をもつ特殊な人物が行う違法行為という認識が間違っているいるように思えます。

女子に対する性的関心をもつのは、いわば人間としての本能です。
極論になりますが、男子が女子に対して性的興味や性的興奮をおぼえなくなってしまったら人類は滅亡してしまうような問題です。

ですので、誰しもが興味を持つべき本能の延長線上にある大勢の人が起こしえる可能性のある問題と捉えて対処すべきなのです。

盗撮方法から考える対策

カメラ（※ビデオカメラ含む）の高性能化によって誰しもが容易に盗撮を行えるようになりました。

ここで、競技中の女性アスリートを対象とした盗撮に特化して考えたとき、2通りの盗撮方法が思いつきます。

1. 望遠レンズによる局部を狙った盗撮
2. 赤外線を利用した透視盗撮

撮影位置を想定するなどはできますが、いずれの方法にしても大勢のカメラマンを対象として対策をとらないといけません。
また、盗撮に関する専門知識をもっている盗撮Gメンのような者が担当しなければ、盗撮であるか通常の撮影であるかの判断は難しいことから、どうしても対応に限界がでてくるのです。

盗撮映像を確認出来る規定が最も効率的

最も効率的かつ効果のある方法としては、管理者や権限のある者が盗撮の可能性のある撮影者の映像データをその場で確認出来るようにすることです。
隠蔽工作ができないよう、その場で確認出来ることが重要です。

その為の法整備が必要であれば、早急に取りかかった方が良いでしょう。

確認権限があるということが周知されるだけでも高い抑止効果が見込まれ、相当数の盗撮を減らすことは可能だと考えます。

盗撮Gメンの育成

それでもオリンピックを含めた大規模なイベントでは多くのアマチュアカメラマンが集まるでしょうから、怪しい者のカメラ全てを確認することは厳しいでしょう。

少なくとも絞り込んで確認できるだけの専門知識をもった盗撮Gメン的な人材の育成が必要となります。
ただ、それほど多くの知識は必要としない為、短期間の研修で問題ないと思います。

また、その場で確認が可能となれば、映像そのものが証拠となるため、現行犯として対応が可能です。
現行犯で確認した場合、警備員に対処させるか警察に通報するなど、対応法をどうするかのマニュアルも必要でしょう。

三重県の探偵ニュース 筆者紹介

探偵 矢橋克純

探偵社ガルエージェンシー伊勢湾・三重・名古屋駅西代表
ガル探偵学校名古屋校校長
ガルエージェンシー代理店統括事業部

出演テレビ番組多数
ラジオ番組コメンテイター、各種雑誌にて連載を執筆中

地域に根を張った探偵・興信業務を行い、東海・近畿地区には独自のネットワークが確立されており、特に三重県内での調査には絶対の自信があります。

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交通アクセス（四日市市城東町17-33）

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