感情的な離婚は損ばかり
離婚届を書く前に考えるべきこと

離婚届に記載する人物

探偵の離婚相談

離婚届

おぼろげながらにでも離婚を考えるようになったとしたら、まずは離婚後の自分(生活)を想像してください。

不倫をするような配偶者と一刻も早く離婚したいといったご心中は十分理解できますが、お子様の事、住む場所、お仕事(収入)など、様々なことが思い浮かぶことでしょう。

夫婦間暴力(DV)など緊急性のある別居のケースでも、専門家に相談するなど、何かしらの採れるべき手段はあります。
「離婚さえすればなんとかなる。」ではなく、直面する今後の生活を冷静に考えてください。

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離婚届けを書く前に考えるべきこと

バツ印のついた離婚届け

夫婦仲が悪くなると、売り言葉に買い言葉とばかりに、大きな夫婦喧嘩をした時に感情的なり離婚届を書いてしまう方がいます。

でも、本当にそれでよいのでしょうか?

離婚届を書くだけなら1分もあれば書けるでしょう。
役場に提出すれば、後でいくら後悔することになったとしても離婚は成立してしまいます。

離婚原因は性格の不一致だけですか?
相手に不貞なのどの離婚原因はありませんか?
もし、貴方が知らないだけだとしたら・・・
後で知ることになったとしたら・・・

大きな後悔だけが残る結果となるのではないでしょうか?
一旦、冷静になって考えられ、プロの意見を聞くことをお勧めします。

今だけしか、離婚前にしかできない事は、いくつもあるのです

後悔しない離婚にする為に

離婚に後悔する姿

後悔する離婚をしてしまった理由は様々でしょうが、後悔しない為に必要なのは、離婚に関する権利や義務など正しい知識や情報を理解した上で、全て納得された上で離婚を選択することに尽きるのではないでしょうか。

最低でも、法的にどういったことが出来るのか?何をしなければいけないのか?どういった支援があるのか?などを知っておくべきだと思います。

浮気やDV、モラハラが離婚原因の場合

配偶者に不貞行為(浮気)やDV、モラハラなど離婚原因が相手にある場合、法律上は有責配偶者となり損害賠償請求(慰謝料)が認められるケースがあります。

「弁護士費用などお金をかけてまでして、慰謝料を請求・・・」

費用や労力を考え、損害賠償請求を躊躇われる方は多いかと存じますが、離婚における損害賠償請求の目的は何もお金だけとは限らないのです。

離婚原因が自分の不貞であるにも関わらず、離婚後に元配偶者が周囲に自分が有利となるよう、悪いと思われないよう、虚偽の離婚原因を言いふらすケースはよくみられます。

ともすれば、被害者であるはずの貴方が不貞をしたと主張される場合もあります。
それを覆す材料がなければ、信じてしまう方もいるやもしれません。
被害者が加害者にされてしまうといったパターンです。

また、お子様がいる場合、将来、お子様が成人された頃やご結婚されるような時

「今まで聞けなかったけれど、本当の離婚原因を知りたい」
「あの時、何があったのか本当のことを知りたい」

などといったことを聞かれた場合、調査報告書など真実を証明できるものを示された上でお話になられた方が説得力があるでしょう。

離婚後の目先の生活も大切ですが、10年後や20年後をも考え、重大な決断となる離婚をしっかりと考えられた上で、ご選択された方が良いのではないでしょうか。

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