昔の探偵と今の探偵/探偵用語集

探偵社を選ぶ女性

古くは明智小五郎やシャーロックホームズ、探偵物語の松田勇作。
最近では、「探偵はBARにいる」などが探偵物として人気としてありますが、実際の探偵像とはどのようなものでしょう?
ここでは、あまり知られることの無い、現代社会における探偵の姿をご紹介します。

大切な悩みの解決こそ、失敗できない。確かな探偵社選びが、悩み解決の第一歩です。

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昔の探偵と今の探偵

昔の探偵と今の探偵、どこが違うのでしょう?

調査機材

まず第一に挙げられるのが、撮影機材を含めた調査機器の進化になります。
一眼レフカメラ(静止画)のみだったものが、ビデオカメラが普及するにつき、ビデオカメラによる動画証拠撮影が通常となりました。

動画による連続撮影によって、ほんの一瞬の撮影チャンスを逃がすことなく、確実に証拠を抑えられるようになったことは、依頼人のメリットであると同時に、調査員の負担という面においても、探偵業界における大きな変化であったといえます。

ビデオカメラも、当探偵事務所には以前使っていたものを展示していますが、発売当初は記録媒体がVHSのビデオカメラを挿入する形式のものです。
本体の大きさはテニスラケットほどもある大型のものでした。

そして記録媒体がHi8形式のテープのものとなり、さらに小さいマイクロカセット形式が導入され、DVD形式を経て、現行のハードディスクやマイクロSD形式となり、小型化はもとより性能が格段に進歩しております。

暗い場所での撮影においても、暗視カメラやISO感度が格段に高いカメラが発売され、少しの月明かりもあれば撮影可能となっています。

パソコン

次に、調査報告書の高品質化
専用用紙に手書きで調査結果を記載し、巻末や別紙に現像した写真を張り付け、写真の両端に担当の印鑑を割り印するという手間も時間も非常にかかる方式だったものが、パソコンが普及するにつき、書面に直接印刷することができるようになり、今ではハイビジョン撮影された高画質の画像で印刷できるようになりました。
それが今では4K画質と、さらに高画質となっています。

動画編集ソフト

そして、証拠映像である動画VTRの進化
前述したとおり、弊社ではハイビジョン又は4Kに対応したビデオカメラを使用しており、映画やドラマかと思えるほど鮮明な動画をお渡ししており、ご覧いただいた依頼者の皆さんは、口々に「こんなに綺麗に・・・」と驚かれています。
また、動画編集ソフトにおいても弊社ではNHKが使っているものと同じソフトを使用しており、まさに最先端といえるレベルの仕上がりでお渡ししております。

調査手法

個人情報の入手が困難になっています。
個人情報保護法が施行されて以来、それまで問題なく手に入れられた個人情報の入手や取扱いが非常に難しくなっています。
個人情報保護法という言葉が一人歩きし、本来であれば個人情報に該当しないような上でも、「個人情報になるますから」と、拒まれる事例が多くなってきました。

その為、弊社では必要に応じ、弁護士を通じて合法的に入手するようにしています。
この扱いを間違えると、ご依頼者様にまでご迷惑がかかる可能性があるからです。

ドラマや小説の探偵と実際の探偵

劇場版シティーハンターとのコラボレーションポスター

断崖絶壁の殺人現場に、中年の女性探偵が現れる・・・。
絶体絶命の修羅場に、黒服の探偵が登場する

探偵物のドラマや小説ではよくある光景ですが、実際の探偵像とはかけ離れたものです。
まず、調査を1人で行うということ自体、通常はありません。
チームを編成して調査任務にあたるのが、弊社では通常の調査体制です。

厳しい尾行や張り込みをすっ飛ばして、いきなり決定的な現場に現れる。
ドラえもんの「どこでもドア」や「タケコプター」があったり、透明人間になれるような薬でもあれば別ですが、普通の中年女性の調査技量では、街中から地方の海岸まで尾行し、そこから崖までばれずに尾いていくというのは、かなり無理があるのではないでしょうか。

探偵のイメージ

探偵はBARにいるとのコラボレーションポスター

一部の大手探偵社が、どれほど探偵業界の健全化・透明化に取り組んでいるとしても、質の悪い探偵や悪事に加担する探偵はなくなりません。

その理由を推測すると、探偵業は個人のプライバシーに深く関与する職種であることから、どうしても調査依頼が安心できる大手探偵社に偏っているという現状があります。
飲食店であれば、たとえ小さな個人経営のお店であっても、「あそこのハンバーグは美味しい」「ここの蕎麦は絶品」だと味で勝負できますが、探偵はそうはいきません。
重要な個人情報や極めプライベートな情報を、信用の無い小さな探偵社に握られることを危険に感じる方が多いなどの理由も原因でしょう。

大手以外の探偵社に寄せられる調査依頼は、「料金が安いから」といった理由からのものと、「大手は引き受けない違法性のある案件」が大半です。
ほぼ調査のない状況において、収入が得られる調査依頼が舞い込んできた。
大手は当然のように断るとしても、食っていくのがやっとの探偵社では、喉から手が出るほど欲しいお金です。
その結果、問題のある調査依頼に手を出したり、違法性の帯びた相談に着手してしまうのです。
最終的にどうなってしまうかの最悪の状況すら考えずに・・・

しかしながら、探偵業法が施行されてから、確実に探偵業界の健全化は進んでいます。
欠格事由に該当する者は探偵業を営めない上、従業者への教育義務や、違法調査や差別に関する調査が明確に規定されていることも効果が表れた理由だと思います。

探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)

(欠格事由) 第三条
次の各号のいずれかに該当する者は、探偵業を営んではならない。
一 成年被後見人若しくは被保佐人又は破産者で復権を得ないもの
二 禁錮以上の刑に処せられ、又はこの法律の規定に違反して罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から起算して五年を経過しない者
三 最近五年間に第十五条の規定による処分に違反した者
四 暴力団員による不当な行為の防止などに関する法律 (平成三年法律第七十七号)第二条第六号 に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)又は暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者 五  営業に関し成年者と同一の能力を有しない未成年者でその法定代理人が前各号又は次号のいずれかに該当するもの 六  法人でその役員のうちに第一号から第四号までのいずれかに該当する者があるもの

(教育) 第十一条
探偵業者は、その使用人その他の従業者に対し、探偵業務を適正に実施させるため、必要な教育を行わなければならない。

(探偵業務の実施に関する規制) 第九条
探偵業者は、当該探偵業務に係る調査の結果が犯罪行為、違法な差別的取扱いその他の違法な行為のために用いられることを知ったときは、当該探偵業務を行ってはならない。

探偵用語集

探偵とは・・・
辞書(大辞林)ではこう説明されています 「他人の行動・秘密などをひそかにさぐること。また、それを職業とする人。」
「敵の機密や内情をさぐること。また、その役目。スパイ。隠密(おんみつ)。密偵。」
ここでは、普段探偵が使う「探偵用語」をご紹介したいと思います。

  • 尾行:対象者の行動を監視、撮影をすること
  • 張り込み:一定の位置にて調査対象者の建物の出入りなどを確認すること
  • マル対:調査対象者(ターゲット)
  • 二体(ニタイ):第二対象者(接触者)
  • 三体(サンタイ):第二対象者とは別のさらなる接触者
  • 勤割り:勤務先割り出し
  • 宅割り:自宅割り出しヤサ割りともいう。
  • 失尾:調査対象者を見失うこと
  • 出なし:調査対象者が調査時間中に建物からの出入りを確認できないこと
  • ルース・テイル、クロス・テイル:尾行時の調査手法のこと
  • やまし:詐欺師
  • 面取り:調査対象者の顔を覚えること
  • 直調:調査対象者に直接聞き込みなどをすること
  • 生安:警察の生活安全課のこと
  • 側調:第三者からの取材を原則とし、本人に気づかれないよう調査すること
  • 予備調査:本調査開始前に事前に周辺地域の状況、建物の出入りの数、対象者の状況の把握などする事
  • 本調査:契約した調査日のこと
  • 電調:電話を使用した調査のこと
  • 不貞の抗弁:認知の訴において、被告以外の男性とも性交渉があったとする抗弁
  • 貞操義務:夫婦が互いに負担する不貞をしない義務
  • 答弁書:被告人が提出する訴状に対する反対の申し立て
  • 転籍:本籍地の住所を変更すること
  • 要請事実:証明を必要とする事実 (例)当事者に争いのある事実、罪となるべき事実など
  • 内縁:婚姻関係の実態を有するが、婚姻届がなされていないため法律上の婚姻として扱われない男女関係
  • 反訴:訴訟中に被告から提訴する訴
  • 利害関係人:一定の事実又は行為の結果、自己の権利利益に影響を受ける者
  • 業法:探偵業の業務の適正化に関する法律のこと
  • 業法違反:探偵業の業務の適正化に関する法律に抵触する違法行為の事

日本大百科全書(探偵)

隠された事実を調べること、またそれをする人。
職業としてそれを行い、警察関係でない者をいうことが多い。
探偵の始まりは、イギリスの小説家でもあり治安判事でもあったヘンリー・フィールディングが1748年にロンドンのボウストリートにつくったものだといわれるが、これは国家組織を土台にしたものであるから、現在いう探偵とは趣(おもむき)を異にしている。
民間の捜査機関としての探偵の最初は、1833年にフランスのフランソア・ビドックFranois Vidocq(1775―1857)が創設した探偵局である。
彼はしたたかな犯罪人でもあったが、実はその知識と顔で社会の暗黒面の捜査にたけていただけであり、探偵を誇りある一つの職業にした真の探偵の創始者は、アメリカのアラン・ピンカートンAllan Pinkerton(1819―1894)である。
アメリカの秘密諜報(ちょうほう)機関の長官だった彼は、1850年に私立探偵局をつくり、その手堅く、敏速で、大衆的な仕事ぶりにより、たちまちのうちに名声を得た。
その事務所のマークに、眉(まゆ)つきの人間の目の部分を使ったことから、以後それは私立探偵の象徴となり、アメリカでは私立探偵のことをthe private eyeとよぶことも多い。
日本では江戸時代の同心(どうしん)、岡引(おかっぴ)きが探偵方といわれたことから、明治になっても巡査、刑事が探偵とよばれていたが、明治20年代に私立探偵が現れるに及んで、しだいに警察関係は探偵とよばれなくなった。
日本での私立探偵は、1895年(明治28)岩井三郎が東京・京橋に事務所を開いたのが始まりといわれる。
しかし国情の違いもあって、アメリカの探偵のようなピストル携行権もなく、またホテル探偵やビル探偵のように限られた区域内での捜査権といったものもないので、その活動範囲は狭い。
財政調査、信用調査、素行調査などの、興信所所員を探偵といっていることが多く、探偵小説のなかの探偵のような活動はほとんどみられない。
なお明治以来、スパイのことを軍事探偵ともいっていたが、現在はあまり使われない。

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